本当の依頼は、NTP時計が欲しいとの事なのでありますが、偉大な先人が既に設計されておられましたので、そちらを拝借しております^^
で、LCDはありきたりかと思い、見やすいであろう、FL管のキットを見つけたので、こいつを使って表示させてやろうと思った次第です。
このFL管キット、ちょっと前に大阪日本橋のデジットにて見つけたのでありますが、これまた中途半端な出来で、ON/OFF制御のトランジスタアレイがくっついているだけで、何か表示させてやるにはマイコン回路が必要にも関わらず、これは付属しておりませんでした。
文句無しに秋月級のランクを与えるであります^^
で、今回は、その表示マイコンの製作であります。
PICNICのピン出力が少なく、このFL管キットは、7セグメント+ドット等の2セグメント*6桁を必要としますので、PICNICから直接ドライブさせるには、全然足りないのであります。
よって、LCD表示をそのまま残し、表示用の通信をAVR側にもまわし、信号解析して表示させる手法を取ったのであります。
LED同様、若干のチラツキが残ったものの、何とか見える所までこぎつけましたので、公開するであります。
回路図、ソースコード一式ダウンロード
で、このチラツキを抑えるにはどうするか、試行錯誤を重ねても全然上手い手法が思いつきません。
現状のシーケンスは、
200マイクロ秒間 消灯
100マイクロ秒間 桁移動(消灯のまま)
100マイクロ秒間 消灯
500マイクロ秒間 点灯して先頭シーケンスに戻る
となっております。
明確なブランキング期間をおいているにも関わらず前のデータが残ってしまっているようで、今のところ何が悪いのか検討がついていないのであります。
ご意見頂けると、非常に嬉しいのであります^^
どうも〜
こちらでは初めましてですね。(w
さて、FL管の完全消灯について・・・
参考になるページがありましたので紹介します。
http://www.ne.jp/asahi/shared/o-family/ElecRoom/DigClock/DG10F1/DG10F1.html
結局の所、表示が終わった後のセグメントをドライブしているトランジスタが、ドライブを止めた後Hi-Zになってしまうのが、表示残りの原因と言うことで発光の原因になる電荷を完全に引き抜くためには、マイナス方向に引っ張ってやれと言うことのようです。
さて、この回路を見ていて気付いたのですが、LCDにもVEEってのがあってマイナス方向に引っ張ってやることで高コントラストを実現していたなぁと。
駆動電圧範囲を拡大する為に逆方向に引っ張るというアイデアなのだなと今更気付きました。
はじめまして、nazuといいます。よろしく。
蛍光表示管には、カットオフ電圧(バイアス)を
かける必要があります。
カットオフ電圧をかけることで漏れ発光が無くなる
ことがあります。
お試しを。
とりあえずはプルダウンで、残留エネルギーを抜き取る手法で難をしのいでおりますが、本来とるべき手法はご指摘の通りと考えております。
時間のある時に実験させて頂きます^^